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母親業の通知簿


今日は、私の子育ての事を語ろうと思います

いつにもなく長文です^^(覚悟してね)




私は、「ひみつのアッコちゃんのママ」「肝っ玉母さん」という

対照的な母親像がありました。




優しく、美しく、そして、ドンとかまえる白い割烹着が似合う母親に

ずっと憧れていました。




子供が学校から帰宅すると、おやつを用意してあげて、お買い物にいつも一緒に

行くお料理好きなママ


に、なりたいと思っていました。





でも、現実はいじわるなもので、





長女が小学1年すぎから 仕事、仕事と忙しい日々を送ることになり

時には、夜中までも仕事をして 子供たち3人の寝顔を見ながら

反省したり、時にそんな自分を責めてみたりしていました。



なんせ、シングル経験者ですからね^^    





生活のために仕事をする




もちろん、泣きそうな自分がいました。(泣いてました)





人は、多分、最初から強くないのです。


生きるために 人は時として強くなるものです




3人の小さな子供に寂しい思いをさせているだろう、、と

いつも思っていました。




ある時、多分、とても辛い時に

「子供を守るのは、私しかいない!」

たとえどんな状況におかれても 子供3人は私が守る!




そして、「私を守るのは、私しかいない!」と気づいてしまいました。



私は、私が守らないといけないんだ~と。





母として 楽しいことばかりではなく、むしろ 当時の私は、なんとか貧しい暮らし、

貧しい心にはなるまいと





あの松田聖子さんが、雑誌のインタビューに答えていました

「ずっと、いつも側にいるだけが母親じゃあない」と



また、あの山口百恵さんも

「小さな子供であっても 人格を尊重し、人前では叱らないし、

手もつながない」と



もしかすると、何十年も前の記憶なので 違っているかもしれませんが^^





子供を一人の人間として、接するという風に理解したのです(都合のよいように理解しました)





それからも、私は仕事、仕事の日々



子供たちとの時間を猛烈に作り、

ダンスの送り迎え、サッカーの当番に合宿、夏のキャンプに学校行事、


とにかく 子供との時間を 惜しみなく作り

他のお母さんに負けないで~の勢いで 踏ん張りました。




つまり、言い訳しません。



仕事がしんどいから  ○○できない!なんて、、ね




その当時行っていた美容院のオーナーがいつも言ってました

「いつも 忙しそうですね」と


だから予約なしで、 行く少し前に電話して 席をあけてもらってました。





バタバタと送る日々の中で  また、気づきました。



○○ができないのは、子供がいるから、、なんて  思うな!と自分に言い聞かせました。






そして、夢を持ち、それを実現するために

今、アクセクしているのだと。




子育ての通知簿は、すぐにもらえません


だから、母としての評価はどれくらいなのか?もわからず 走ってきました。





それから時は、流れ




忙しくしていた子育て時代に、子供たちは、何を見て、何を感じて

大人になったのか?


ふと思ったのは、もう成人を終えた頃です









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次女が最初に結婚しました。


ハワイで挙式をしたので 5人で行く家族旅行最後に記念にもなりました。



寂しい感は全くなく


次女の最高の笑顔と、最愛なる人の横にいる姿をみて


私は、ひとつ重い母親業をおろしたのです







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何も間違ってなかった、、と


子育ての通知簿を見たわけです



幸せになってほしい、、とただ、思いました。













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はは



長女の結婚式です


この時も、悲しい寂しい涙は一粒もなく

ただ、娘ながら 美しい~と思い、 またひとつ母親業の通知簿をもらいました。








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娘たちが、時折くれるレターには、いつも

「輝いているママが大好き」と書いていました。 053.gif




お手本になるかは別として





夢を持ち、無我夢中で前に進み、戸惑いを繰り返しながら、、

歩いてきた母親業。





間違っていなかったと 今、答えをもらっています





夢を持つ、、母親


いいじゃないですか!




でも、ただの夢はだめ!


その夢を掴むのです。



その様子を子供は 近い場所から見ています





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今、孫6人できて 思うことは、


やはり 試行錯誤の子育てだったけど 何一つ 間違っていなかったと。




あの時の決心、決断


必死で駆け抜けた時間。






夢を持ち、掴もうと努力しているママ 

大変だけど、


ひとつ、ひとつ、実現していくのです





あの憧れたママ像とは、少し違ったけど、

何度も何度も ギューっと抱きしめた事が 言葉よりも伝える魔法だったように思います




そして、言えます


「あなたたちを守るのは、私ではなく 旦那様だよって」









by chant-rose | 2016-07-15 18:57 | 日々のこと | Comments(0)